フィルター面積を増やすことにより、排出作業の時間を約半分に短縮
■事 例 : 金属溶射I社様へ産業用小型集塵機を導入
■課 題 : 吸わない(防塵対策)
■集塵物 : 重い粉塵(粉じん)
導入経緯
溶射ブース内に既存の集塵機があって、溶射作業をしている。
フィルターの面積が少ないために、1時間の溶射に対して30分くらいで目詰まりして吸わなくなり、 溶射がうまく出来なくなってしまう。その為に、不良が多く出てしまっていた。
既存の大手集塵機メーカーに改善を求めたところ、現在の設置スペースでは今の集塵機の能力が限界であると回答された。 そこで、現在の設置スペース内で、フィルターの面積を増やすことができないかと相談を受けた。
作業内容
設置面積を最大に使いフィルターを沢山入れた。
設置面積を最大に生かすために、設計段階から見直しやフィルーケーシング内のデッドスペースを無くしたことによって、 フィルター面積が既存の倍にすることができた。
成果
今までは、30分ですぐに目詰まりしてしまっていたが、
1時間の溶射に対して1時間持つようになった。
その為、排出作業の時間も、今までの約半分になり作業性も大幅に改善した。